リクエストより、チワワ。
■2003/5/13
「チワワって。」アイフルのCMは手法としてはおもしろいのですが、
冷静に考えると、犬を買うために消費者金融に金を借りるような
トチ狂ったおっさんが自分の父親だったら人生真っ暗ですね。
アイフル以外にも、飲み会代とかパソコンとか、
「お前らどうかしてるよ!」な理由で消費者金融に手を染めるCMが
やたら爽やかに放送されていて恐ろしいです。
最も意味不明な武富士のCMが一番マシに感じてきました。
ところで、チワワ。
今でこそ、愛らしいと思えるようになりましたが、以前は違いました。
チワワというと、皆さんどんな言葉が出てきますか?
かわいい、愛くるしい、いたいけ、無邪気…こんなところでしょうか。
しかし私がチワワと聞いて真っ先に浮かぶ単語は
「凶暴」です。
最近のチワワは毛がフワフワしてキュートなお姿をしておりますが、
昔のチワワというと、こんな感じでした。
地肌丸出しでなんだかヌラヌラして
ギョロ目が獲物を狙うかのようにギラギラとして
いつでも鋭利な牙をむき出しにして唸っている
……わかってます、これも思い込みだとわかっているんです。
こうなるに至った理由は、昔のトラウマにあります。
私には大阪に親戚がおりまして、そこではチワワを飼っておりました。
十何年前のことなので、もちろん今のようなかわいいチワワではなく、
ギョロ目でヌラッとしたコメントに困るようなチワワです。
もちろん体は、今と同じく小さいんですよ。
しかしそれほどに小さく、「メリー」という優しげな名にもかかわらず、
彼女は気に入らなければ誰彼構わず襲うというバーサーカーな性質でした。
お正月休みを利用して、親戚の家を訪ねることが多かったのですが、
居間のこたつの中には彼女が君臨しており、
不用意に足を入れたりすると容赦なく噛みつかれます。
一度、眠っている彼女の尻尾をうっかり踏んずけてしまったことが。
廊下を走り、2階に駆け登っても気にせず追いかけてくる彼女の姿は、
今でも脳裏に焼きついています。
従姉の部屋に逃げ込んでも、ドアの外で唸りながら待機。
あれはチワワではなく小鬼です。
大阪に滞在中、どれだけ泣かされたことでしょう。
主であるはずのいとこたちすら、
彼女を「メリーさん」と呼んでましたから。
アンタたちがさんづけなら、私達はどうすれば…。
私達があまりに怖がるので、何とかしようと余計なことを思った従兄が、
彼女の機嫌のいい時に、私にいきなり手渡してきたことがありました。
彼女を抱くなんてハメに陥った私は背筋が凍りつつ、
一生懸命彼女の機嫌を損ねないよう細心の注意を払いました。
それが功を奏したのか、彼女はご機嫌。
私はもともと犬好きなので、彼女がちょっとだけかわいく思えました。
しかし次の瞬間。
いきなり「ヴゥ〜〜〜〜」と低いうなり声をあげ、私の顔に飛びかかって
頭つき!さっきまでのアナタはいったいどこへ。
何が彼女の逆鱗に触れたのか、そのスイッチすら分かりません。
やはりあれは犬の姿をした小鬼だったのでしょう。
そんな少女時代のトラウマが、今でもやはり残っていて、
かわいいチワワに心癒されつつも、
「あの皮の下にはむき出しの牙が…」とどこかで思っている自分がいます。
先日、姉と母に「チワワってどう思う?」と聞いてみました。
すると答えは2人とも同じでした。
「凶暴」恐るべし、メリー様。
- 2005/07/21(木) 13:54:48|
- 過去日記より抜粋|
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